特集 外陰部・肛囲の皮膚病(男性)
臨床例
イミキモドクリームが著効した巨大尖圭コンジローマ
野間 陽子
1
,
上村 由美子
2
,
松田 保史
3
1松山市民病院皮膚科
2松山市民病院形成外科
3千舟町クリニック
キーワード:
巨大尖圭コンジローマ
,
イミキモドクリーム
,
高齢者
Keyword:
巨大尖圭コンジローマ
,
イミキモドクリーム
,
高齢者
pp.1019-1022
発行日 2018年10月1日
Published Date 2018/10/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000000231
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・ 寝たきり状態でおむつ使用中の高齢者に発症した巨大尖圭コンジローマを経験した.・ 疣状癌も疑われたが,皮膚生検にて尖圭コンジローマと診断した.・ イミキモドクリーム外用加療を開始したところ著効し,6週間で消褪した.巨大な尖圭コンジローマでもイミキモドクリーム外用治療を試みる価値がある.・ 巨大化する誘因として,自験例ではおむつの使用,入浴できない衛生状態,おむつかぶれに使用していたステロイド外用薬が考えられた.(「症例のポイント」より)
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