特集 総排泄腔遺残症
総排泄腔遺残症の術後遠隔期における問題とDSDセンターの意義
加藤 源俊
1,2
,
佐藤 壮泰
1,2
,
熊谷 知子
1,2
,
杉山 祥基
1,2
,
城崎 浩司
1,2
,
山岸 徳子
1,2
,
工藤 裕実
1,2
,
鈴木 悠史
2
,
佐藤 温子
2
,
市橋 洋輔
2
,
狩野 元宏
1,2
,
木内 謙一郎
2
,
木須 伊織
2
,
内田 明花
2
,
山田 洋平
1,2
,
佐々木 掌子
2
,
菊地 俊暁
2
,
鳴海 覚志
2
,
浅沼 宏
2
,
藤野 明浩
1,2
Mototoshi Kato
1,2
,
Masayasu Sato
1,2
,
Tomoko Kumagai
1,2
,
Yoshiki Sugiyama
1,2
,
Koji Shirosaki
1,2
,
Satoko Yamagishi
1,2
,
Yumi Kudo
1,2
,
Yushi Suzuki
2
,
Atsuko Sato
2
,
Yosuke Ichihashi
2
,
Motohiro Kano
1,2
,
Kenichiro Kinouchi
2
,
Iori Kisu
2
,
Sayaka Uchida
2
,
Yohei Yamada
1,2
,
Shoko Sasaki
2
,
Toshiaki Kikuchi
2
,
Satoshi Narumi
2
,
Hiroshi Asanuma
2
,
Akihiro Fujino
1,2
1慶應義塾大学医学部小児外科
2慶應義塾大学医学部DSDセンター
pp.1179-1182
発行日 2025年11月25日
Published Date 2025/11/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001375
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はじめに
慶應義塾大学病院（以下，当院）では1990年代よりDSDクラスターとしてわが国で初めて活動を開始し，2019年に性分化疾患（DSD：Disorders/Differences of Sex Development）センターを開設した。小児科，小児外科，泌尿器科，産婦人科，形成外科，内分泌代謝内科，精神神経科，臨床心理士などで定期的な会議を行い，総排泄腔遺残を含む性分化疾患の症例の検討を行っている。
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