特集 Hirschsprung病類縁疾患―診断・治療最前線―
Hypoganglionosis(腸管神経節細胞僅少症) 当院におけるIsolated hypoganglionosisの治療戦略:20%の残存小腸とBishop-Koop式ストーマ造設
藤雄木 亨真
1
,
下島 直樹
1
,
廣川 朋矢
1
,
一瀬 諒紀
1
,
山岸 徳子
1
,
小関 元太
1
,
山本 裕輝
1
,
金森 豊
1
,
石丸 哲也
1
,
米田 光宏
1
Michimasa Fujiogi
1
,
Naoki Shimojima
1
,
Tomoya Hirokawa
1
,
Akinori Ichinose
1
,
Satoko Yamagishi
1
,
Genta Ozeki
1
,
Yuki Yamamoto
1
,
Yutaka Kanamori
1
,
Tetsuya Ishimaru
1
,
Akihiro Yoneda
1
1国立成育医療研究センター小児外科系専門診療部外科
pp.1207-1211
発行日 2024年12月25日
Published Date 2024/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001025
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はじめに
Isolated hypoganglionosisの治療戦略は各施設でいまださまざまである。初期治療におけるストーマ造設位置,管理方法,乳幼児期の再建時期,再建方法,残存小腸の長さなど含めて確立された治療方針はない1~5)。当院ではこれまで8例の症例を経験し,試行錯誤しながら治療戦略を立ててきた。その経験と現在の治療戦略について報告する。
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