特集 Hirschsprung病類縁疾患―診断・治療最前線―
Hypoganglionosis(腸管神経節細胞僅少症) 回盲部温存した回腸大量切除, 空腸-回腸Santulli吻合+虫垂瘻造設の治療経過
西 明
1
,
渡辺 栄一郎
1
,
小嶋 重光
1
,
篠原 正樹
1
,
山口 岳史
1
,
平戸 純子
2
Akira Nishi
1
,
Eiichiro Watanabe
1
,
Shigemitsu Kojima
1
,
Masaki Shinohara
1
,
Takeshi Yamaguchi
1
,
Junko Hirato
2
1群馬県立小児医療センター外科
2公立富岡総合病院病理診断科
pp.1212-1216
発行日 2024年12月25日
Published Date 2024/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001026
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はじめに
Isolated Hypoganglionosis(腸管神経節細胞僅少症,以下IH)の外科治療については,2018年に発表されたガイドライン1)では消化管減圧療法が有効と示されている(エビデンスレベル:2C)が,それ以外の治療についてはエビデンスがない状況である。
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