特集 門脈血行異常に対する治療up to date
肝外門脈閉塞症の病態
大林 樹真
1
,
新開 統子
1
,
川口 拓哉
1
,
森田 康太郎
1
,
古田 繁行
1
Juma Obayashi
1
,
Toko Shinkai
1
,
Takuya Kawaguchi
1
,
Koutaro Morita
1
,
Shigeyuki Furuta
1
1聖マリアンナ医科大学小児外科
pp.420-424
発行日 2024年5月25日
Published Date 2024/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000803
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はじめに
小児における肝外門脈閉塞症(extrahepatic portal vein obstruction:EHPVO)の発症は臍静脈カテーテル,臍炎,壊死性腸炎,または新生児敗血症といった周産期イベントと関連があり,小児外科医はその病態を十分に理解しておく必要がある。「門脈血行異常症ガイドライン」にはEHPVOの記載があるが,これは小児に特化したものではない。
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