特集 今日の小児肝移植
Langerhans細胞組織球症に伴う肝線維化に対する移植
梶原 啓資
1
,
松浦 俊治
1
,
前田 翔平
1
,
内田 康幸
1
,
鳥井ケ原 幸博
1
,
河野 雄紀
1
,
玉城 昭彦
1
,
濱田 洋
2
,
日野 裕子
2
,
孝橋 賢一
2
,
小田 義直
2
,
田尻 達郎
1
Keisuke Kajihara
1
,
Toshiharu Matsuura
1
,
Shohei Maeda
1
,
Yasuyuki Uchida
1
,
Yukihiro Toriigahara
1
,
Yuki Kawano
1
,
Akihiko Tamaki
1
,
Hiroshi Hamada
2
,
Yuko Hino
2
,
Kenichi Kohashi
2
,
Yoshinao Oda
2
,
Tatsuro Tajiri
1
1九州大学大学院医学研究院小児外科学分野
2九州大学大学院医学研究院形態機能病理学分野
pp.626-630
発行日 2023年6月25日
Published Date 2023/6/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000480
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はじめに
Langerhans細胞組織球症(Langerhans cell histiocytosis:LCH)は人種や年齢を問わず発生しうる非常にまれな炎症性骨髄性腫瘍であり,時に肝線維化を伴う肝臓病変を有する。肝線維化は不可逆性であることが多く,肝不全の治療として肝移植が不可欠な選択肢となる。
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