特集 先天性胆道拡張症up-to-date
肝側合併症(肝内胆管狭窄)に対する肝内胆管形成術
中川 洋一
1
,
内田 広夫
1
,
檜 顕成
2
,
城田 千代栄
1
,
住田 亙
1
,
牧田 智
1
,
岡本 眞宗
1
,
尾形 誠弥
1
,
滝本 愛太朗
1
,
高田 瞬也
1
,
加藤 大幾
1
,
合田 陽祐
1
Yoichi Nakagawa
1
,
Hiroo Uchida
1
,
Akinari Hinoki
2
,
Chiyoe Shirota
1
,
Wataru Sumida
1
,
Satoshi Makita
1
,
Masamune Okamoto
1
,
Seiya Ogata
1
,
Aitaro Takimoto
1
,
Shunya Takada
1
,
Daiki Kato
1
,
Yousuke Gohda
1
1名古屋大学医学部附属病院小児外科学
2名古屋大学医学部附属病院希少性・難知性がん解析研究講座
pp.904-907
発行日 2022年9月25日
Published Date 2022/9/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000234
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はじめに
先天性胆道拡張症(CBD)の術後合併症として最も頻度が高いのは肝内結石であり,術後2~19%に起きると報告されている1~3)。肝内胆管狭窄が原因とされ,肝内結石の発症を減らすには手術時にアプローチできる肝門部胆管狭窄を見落とさず適切に処置すること(胆管形成を行うこと)が重要と考えている。
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