特集 先天性胆道拡張症up-to-date
細径肝管に対する手術(胆管形成)
三宅 啓
1
,
漆原 直人
2
,
矢本 真也
1
,
野村 明芳
1
,
金井 理紗
1
,
大林 樹真
1
,
根本 悠里
1
,
津久井 崇文
1
,
福本 弘二
1
Hiromu Miyake
1
,
Naoto Urushihara
2
,
Masaya Yamoto
1
,
Akiyoshi Nomura
1
,
Risa Kanai
1
,
Juma Obayashi
1
,
Yuri Nemoto
1
,
Takafumi Tsukui
1
,
Koji Fukumoto
1
1静岡県立こども病院小児外科
2藤枝駅前クリニック
pp.890-892
発行日 2022年9月25日
Published Date 2022/9/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000231
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はじめに
先天性胆道拡張症(CBD)に対する根治手術は肝外胆管切除であるが,術後の重要な晩期合併症には反復する胆管炎,肝内結石などがある。これらの問題が起こる原因は胆汁うっ滞であり,術後晩期合併症の予防には,胆汁のfree drainageが得られるような十分な大きさの吻合口を確保した胆道再建が重要である。
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