特集 腹腔鏡下噴門形成術―新技術認定制度に向けて
低出生体重児に対する腹腔鏡下噴門形成術
三宅 啓
1
,
矢本 真也
1
,
野村 明芳
1
,
菅井 佑
1
,
根本 悠里
1
,
西谷 友里
1
,
山城 優太朗
1
,
福本 弘二
1
Hiromu Miyake
1
,
Masaya Yamoto
1
,
Akiyoshi Nomura
1
,
Yu Sugai
1
,
Yuri Nemoto
1
,
Yuri Nishiya
1
,
Yutaro Yamashiro
1
,
Koji Fukumoto
1
1静岡県立こども病院小児外科
pp.92-96
発行日 2024年1月25日
Published Date 2024/1/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000700
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はじめに
低出生体重児(以下,低体重児)に対する腹腔鏡下噴門形成術について安全性などに関していくつかの報告があるが,体重により腹腔鏡手術を制限すべきという結果を示したものはない1~3)。当院でも噴門形成術に対して体重により腹腔鏡手術の適応に制限を設けていない。一方で低体重児ならではの臨床的特徴や手術にあたり注意すべき点がある。
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