特集 少産時代に対応する「働き方改革」と医療施設
一般分娩施設での対応
満足度の高い分娩と入院中のアメニティ
窪谷 潔
1
,
大村 訓子
1
,
八木 洋也
1
,
山田 美紀
1
KUBONOYA Kiyoshi
1
,
OMURA Noriko
1
,
YAGI Hiroya
1
,
YAMADA Miki
1
1くぼのやウィメンズホスピタル
pp.202-205
発行日 2023年2月10日
Published Date 2023/2/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000782
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はじめに
当院は2020年に病床数を増床,増築を行い診療所から病院として再出発した。18床から40床に増床し,より安定して患者を受け入れる体制を整え,従来から取り組んでいる産前産後サポートに加え,小児科診療(新生児,乳児健診)の機能拡充,周産期医療のみならず,女性のライフステージにおいて必要となる検診(乳がん検診,子宮がん検診),良性腫瘍の低侵襲手術(子宮鏡手術,腹腔鏡手術)も展開できる機能を備えた病院設計を行った1)。アメニティとは,心地よさ,快適性,快適に過ごすための環境が整備されている状態をいい,医療分野では,「療養環境の快適性」という意味で使用されている。
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