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特集 囊胞腎
【多発性囊胞腎(ADPKDとARPKD)の診断】
国内外のADPKDの診断基準
Diagnostic criteria for ADPKD in Japan and abroad
湊口 俊
1
,
林 宏樹
1
MINATOGUCHI Shun
1
,
HAYASHI Hiroki
1
1藤田医科大学医学部 腎臓内科学
キーワード:
診断基準
,
家族歴
,
囊胞の個数
,
遺伝子変異
Keyword:
診断基準
,
家族歴
,
囊胞の個数
,
遺伝子変異
pp.507-510
発行日 2022年10月25日
Published Date 2022/10/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000323
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はじめに
わが国では常染色体顕性(優性)多発性囊胞腎(ADPKD)の診断基準として,表1に示す診断基準1)が使用されている。国外の診断基準としては,表22,3)に示すRavineらの診断基準(1994年),表34,5)に示すPeiらの診断基準(2009年)など複数の診断基準が知られている。Peiらの診断基準は2015年に公表されたKDIGO(Kidney Disease:Improving Global Outcomes)のControversies Conference Reportでも取り上げられており,広く知られている4)。
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