Japanese
English
特集 スポーツ障害のリハビリテーション
国内外の動向
Rehabilitation of sports injury:domestic and international trend.
久保田 光昭
1
,
桜庭 景植
2
Mitsuaki Kubota
1
,
Keishoku Sakuraba
2
1順天堂大学医学部整形外科
2順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ医学
1Department of Orthopaedics, Juntendo University School of Medicine
2Department of Sports Medicine, Juntendo University School of Health and Sports Science
キーワード:
スポーツ外傷予防
,
ナショナルトレーニングセンター
Keyword:
スポーツ外傷予防
,
ナショナルトレーニングセンター
pp.831-833
発行日 2011年9月10日
Published Date 2011/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102196
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はじめに
リハビリテーションには,日常生活への復帰を目標として主に病院など医療施設で行うメディカルリハビリテーションと,スポーツへの復帰を目標として主にスポーツ現場などで行うアスレチックリハビリテーションがある.わが国では,スポーツにとって重要な,このアスレチックリハビリテーションをきちんと行える施設や充実したスタッフを揃えた所は少ない.しかし近年,外傷予防を念頭においたプログラムもできつつあり,アスレチックリハビリテーションに活かされつつある.またスポーツ医学では,手術療法や科学的なリハビリテーションの進歩によって,選手がもとの競技により高いレベルで復帰できるようになっている.
本稿では,スポーツ障害に対するリハビリテーションの国内外の動向について,スポーツ外傷の予防を中心に紹介していく.
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