Japanese
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特集 胆管カニュレーション―基本から困難症例まで―
[通常法]
Wire-guided cannulationの基本
The basics of wire-guided cannulation
加藤 博也
1
,
友田 健
1
Hironari Kato
1
,
Takeshi Tomoda
1
1岡山市立市民病院消化器内科
キーワード:
wire-guided cannulation
,
胆管カニュレーション
,
内視鏡的逆行性胆管膵管造影
Keyword:
wire-guided cannulation
,
胆管カニュレーション
,
内視鏡的逆行性胆管膵管造影
pp.1274-1278
発行日 2024年9月25日
Published Date 2024/9/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001579
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はじめに
ERCP関連手技における胆管カニュレーションは最初にして最大の難関であり,胆管カニュレーションが成功しなければそのあとの処置はすべて行うことができない。さらに,胆管カニュレーションのために十二指腸乳頭に無理な操作を加えるとERCP後膵炎のリスクとなる。Wire-guided cannulation(WGC)は,胆管カニュレーションの成功率を向上させ,また,カテーテルによる乳頭への負荷を軽減し,ERCP後膵炎のリスクを下げるために開発された。
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