Japanese
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特集 胆管カニュレーション―基本から困難症例まで―
[困難症例への対処]
ダブルガイドワイヤー法による胆管カニュレーション
Double-guidewire method of biliary cannulation
塩見 英之
1
,
中野 遼太
1
,
川瀬 雄太
1
,
吉原 公平
1
,
吉岡 亮太
1
,
川田 翔己
1
,
會澤 信弘
1
,
西村 貴士
1
,
榎本 平之
1
Hideyuki Shiomi
1
,
Ryota Nakano
1
,
Yuta Kawase
1
,
Kohei Yoshihara
1
,
Ryota Yoshioka
1
,
Shoki Kawata
1
,
Nobuhiro Aizawa
1
,
Takashi Nishimura
1
,
Hirayuki Enomoto
1
1兵庫医科大学消化器内科学肝胆膵内科
キーワード:
膵管ガイドワイヤー法
,
ダブルガイドワイヤー法
,
胆管挿管困難例
Keyword:
膵管ガイドワイヤー法
,
ダブルガイドワイヤー法
,
胆管挿管困難例
pp.1279-1286
発行日 2024年9月25日
Published Date 2024/9/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001580
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はじめに
胆膵疾患領域において,ERCPによる処置・検査内視鏡はきわめて重要な役割を担っている。しかし,一方で少なからぬ合併症リスクを伴う処置であり,そのテクニックの習得が非常に重要である。胆管深部挿管はERCP関連処置すべての入り口であり,必ず習得する必要のあるテクニックである。しかし,乳頭形態は非常に多種多様であることから,時に熟練者でも胆管挿管に難渋する症例を経験することがある。
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