Japanese
English
特集 消化管粘膜下腫瘍のすべて
[胃]
【Note】胃粘膜下腫瘍の組織採取
Tissue sampling for gastric submucosal tumors
小泉 英里子
1
,
後藤 修
1,2
,
辰口 篤志
1
,
岩切 勝彦
1
Eriko Koizumi
1
,
Osamu Goto
1,2
,
Atsushi Tatsuguchi
1
,
Katsuhiko Iwakiri
1
1日本医科大学消化器内科学
2日本医科大学付属病院内視鏡センター
キーワード:
粘膜切開生検
,
ボーリング生検
,
超音波内視鏡下穿刺吸引法
Keyword:
粘膜切開生検
,
ボーリング生検
,
超音波内視鏡下穿刺吸引法
pp.997-1000
発行日 2024年7月25日
Published Date 2024/7/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001514
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
粘膜下腫瘍(submucosal tumor:SMT)は正常粘膜に覆われるため,通常の内視鏡生検で腫瘍組織を採取することは困難である。胃SMTの組織採取法として①潰瘍辺縁からの生検,②ボーリング生検,③粘膜切開生検,④EUS-FNAがあげられ,術者は症例に応じていずれかを選択する。本稿では,胃SMTの組織採取法の選択ならびにボーリング生検・粘膜切開生検の手技の概要について解説する。なお,EUS-FNAについては他項を参照されたい。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.