Japanese
English
特集 GERDを極める
[各論 治療]
GERDの内視鏡治療―ESD-G―
Endoscopic submucosal dissection for GERD (ESD-G)
竹内 利寿
1
Toshihisa Takeuchi
1
1大阪医科薬科大学病院消化器内視鏡センター
キーワード:
胃食道逆流症
,
内視鏡的噴門形成術
,
内視鏡的粘膜下層剝離術
Keyword:
胃食道逆流症
,
内視鏡的噴門形成術
,
内視鏡的粘膜下層剝離術
pp.667-672
発行日 2023年5月25日
Published Date 2023/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000742
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はじめに
胃食道逆流症(gastroesophageal reflux disease:GERD)患者のほとんどは,攻撃因子である胃酸を抑制するプロトンポンプ阻害薬(proton pump inhibitor:PPI)で粘膜治癒および症状改善を得ることができる。しかし,一部の患者では薬物治療だけでは効果が得られないことがあり,このようなケースはPPI抵抗性GERDと定義されている。また,薬物治療が有効であっても,内服量の減量あるいは中止によってGERDが再燃し,永続的に服薬が必要となってしまうケースもある(PPI依存性GERD)。
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