Japanese
English
特集 GERDを極める
[各論 治療]
GERDに対する外科治療の適応と成績
Indications and outcomes of surgical treatment for GERD
内 雄介
1
,
小澤 壯治
1
,
安藤 知史
1
,
林 航輝
1
,
青木 拓万
1
,
島津 元秀
1
Yusuke Uchi
1
,
Soji Ozawa
1
,
Tomofumi Ando
1
,
Koki Hayashi
1
,
Takuma Aoki
1
,
Motohide Shimazu
1
1多摩丘陵病院外科
キーワード:
GERD
,
手術適応
,
手術成績
Keyword:
GERD
,
手術適応
,
手術成績
pp.673-679
発行日 2023年5月25日
Published Date 2023/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000743
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はじめに
胃食道逆流症(gastroesophageal reflux disease:GERD)に対する治療は一般に薬物療法から開始される。しかし,一部の症例については薬物療法のみで十分なコントロールが得られないこともある。また,一度コントロールがついたとしても薬物療法を中止できず,長期継続が必要となる症例もあり,これらのケースでは手術治療を検討すべきである。本稿ではGERDに対する手術適応やその治療成績について述べるとともに,GERDに対して手術を施行した症例を提示する。手術に至るまでの経緯やその後の経過についても知っていただき,今後の臨床の参考になれば幸いである。
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