特集 —ポリファーマシーを回避する—エビデンスに基づく非薬物療法のススメ
【疾患編】
胃食道逆流症(GERD)
溝畑 宏一
1
1洛和会丸太町病院 消化器内科
キーワード:
胃食道逆流症
,
GERD
,
プロトンポンプ阻害薬
,
体位の指導
,
体重減少
,
減量
,
食事指導
Keyword:
胃食道逆流症
,
GERD
,
プロトンポンプ阻害薬
,
体位の指導
,
体重減少
,
減量
,
食事指導
pp.1242-1246
発行日 2020年10月15日
Published Date 2020/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202838
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はじめに
胃食道逆流症(gastroesophageal reflux disease:GERD)は、胃食道逆流により症状や粘膜障害を引き起こす疾患で、食道粘膜傷害を有する「びらん性GERD」と、症状のみを認める「非びらん性GERD(non-erosive reflux disease:NERD)」に分類される1)。本特集の趣旨から、GERD様症状を示す他の疾患(表1)、なかでも薬剤誘発性食道炎は除外しておくべきである。
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