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特集 上部消化管内視鏡のトラブルシューティング
[各論]非静脈瘤性出血に対する止血術
【Note】非静脈性上部消化管出血に対する止血術―止血困難や穿孔時の外科手術の対処法
Surgical intervention for refractory non-variceal upper GI bleeding and perforation
川久保 博文
1
,
松田 諭
1
,
北川 雄光
1
Hirofumi Kawakubo
1
,
Satoru Matsuda
1
,
Yuko Kitagawa
1
1慶應義塾大学医学部一般消化器外科
キーワード:
上部消化管出血
,
穿孔
,
手術
Keyword:
上部消化管出血
,
穿孔
,
手術
pp.209-211
発行日 2023年2月25日
Published Date 2023/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000633
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非静脈瘤性上部消化管出血の成因と対処法
上部消化管出血の成因の静脈瘤に起因するものとそれ以外に分類され,それ以外の成因の多くは胃十二指腸潰瘍からの出血である。他に頻度が高い成因はMallory-Weiss症候群,内視鏡治療後出血,外科手術後吻合部出血,毛細血管形成異常による出血,出血性腫瘍があげられる。他にきわめて稀であるが,内視鏡治療困難であり,緊急手術を検討する必要があるのが胸腹部外科手術後の大動脈腸管瘻があげられる。
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