Japanese
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特集 上部消化管内視鏡のトラブルシューティング
[各論]胃ESD
【Note】穿孔した場合の外科手術による対処法(胃)
Surgical intervention for perforation during/after gastric ESD
大木 亜津子
1
,
竹内 弘久
1
,
阿部 展次
1
Atsuko Ohki
1
,
Hirohisa Takeuchi
1
,
Nobutsugu Abe
1
1杏林大学消化器・一般外科
キーワード:
胃ESD
,
穿孔
,
手術
Keyword:
胃ESD
,
穿孔
,
手術
pp.230-232
発行日 2023年2月25日
Published Date 2023/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000641
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はじめに
ESD件数の増加に伴い穿孔などの偶発症も稀ではない。胃ESD穿孔はおもに術中穿孔と遅発穿孔に分けられ,術中穿孔率~5%程度,遅発穿孔率0.5%程度1)と報告されている。術中穿孔では内視鏡的にクリップなどを用いた閉鎖術が施行されるが完全閉鎖の可否がその後の管理に重要である。遅発穿孔例では基本的に手術を検討する。本稿では胃ESD穿孔に対する外科コンサルトのタイミングおよび外科手術を中心に述べる。
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