特集 上部消化管手術におけるトラブルシューティング─困難症例・偶発症への対策
十二指腸腫瘍ESDに伴う穿孔時のマネージメント
佐野 淳一
1
,
松田 諭
1
,
加藤 元彦
2
,
川久保 博文
1
,
矢作 直久
2
,
北川 雄光
1
1慶應義塾大学医学部外科学(一般・消化器)
2慶應義塾大学医学部腫瘍センター
キーワード:
十二指腸
,
穿孔
,
手術
Keyword:
十二指腸
,
穿孔
,
手術
pp.1211-1217
発行日 2021年6月15日
Published Date 2021/6/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002301
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内視鏡的粘膜下層剥離術(endoscopic submucosal dissection;ESD)は低侵襲かつ根治性のある治療として,早期消化管腫瘍に対して広く行われている。十二指腸上皮性腫瘍もESDではより高い一括切除率が得られることが知られており1),近年ではその進歩が期待されている。
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