消化管出血の手術適応

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・胃潰瘍・十二指腸潰瘍出血に対する緊急手術は内視鏡的止血が困難で，IVRで止血が得られなかった場合，もしくはIVRが迅速に施行できない場合に検討する．

・食道癌，胃癌，delleを伴うGISTの出血は内視鏡的止血は困難であり，速やかにIVRチームと外科と連携し，原疾患の治療を含めた治療戦略を立てなければならない．

・上部消化管癌に対するEMR/ESDでは，出血のリスクが高い症例は術前から外科医と情報を共有し，バックアップ体制を確保して施行すべきである．