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特集 こんなときどうする
[各論]胆・膵
[治療]
バスケット鉗子で把持した総胆管結石が乳頭部で嵌頓してしまった
How to deal with basket impaction during the extraction of large bile duct stones
安田 健治朗
,
萬代 晃一朗
,
宇野 耕治
Kenjiro YASUDA
,
Koichiro MANDAI
,
Koji UNO
pp.460-461
発行日 2022年3月25日
Published Date 2022/3/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000115
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アドバイス
・結石を把持したまま嵌頓した場合,胆管軸に沿わないバスケットの引っ張り操作は亀裂による穿孔を起こす可能性があるため避ける。
・嵌頓の可能性があれば最初から砕石バスケットによる結石除去を行う。
・バスケットで結石を把持したまま乳頭に嵌頓すると慌てることになるが,通常は,バスケットを胆管深部に挿入しバスケットを反転させるようにすると,バスケット把持を解除することができる。
・バスケット嵌頓した場合の対応策として,バスケットに装着できる砕石具を準備しておくとよい。また,ESWLやEHL,レーザーによる砕石が有用である。
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