私の経験例
総胆管結石
革島 恒徳
1
1神戸市立中央市民病院内科
pp.1960
発行日 1977年12月5日
Published Date 1977/12/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402207564
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患者は68歳の女性.主訴は黄疸・既往歴では20歳時黄疸.現病歴としては,生来健康であったが,昨年10月頃より,脂肪摂取により嘔気を認めるようになった.本年5月頃より,発熱,右季肋部痛などなく,食後頻回に嘔吐を生じ6kgの体重減少を認め,眼球黄染を生ずるに到った.
6月1日外来検査成績 ChE 0.54 ⊿pH,A1-P 47.8KAU,GOT 68KU,GPT 52KU,LAP 583GRU,LDH 407Wr. U,cholesterol 236mg/dl,T. Bili 5.1mg/dl,GI seriesは著変なし.C-loopの拡大なし.α-fetoprotein陰性.
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