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特集 胆管カニュレーション―基本から困難症例まで―
[こんな時どうする?]
嵌頓結石症例における胆管カニュレーション
Biliary cannulation in cases with impacted stone(s)
土井 晋平
1
,
足立 貴子
1
,
渡邊 彩子
1
,
勝倉 暢洋
1
,
辻川 尊之
1
Shinpei Doi
1
,
Takako Adachi
1
,
Ayako Watanabe
1
,
Nobuhiro Katsukura
1
,
Takayuki Tsujikawa
1
1帝京大学医学部附属溝口病院消化器内科
キーワード:
乳頭部
,
嵌頓結石
,
胆管結石
Keyword:
乳頭部
,
嵌頓結石
,
胆管結石
pp.1335-1338
発行日 2024年9月25日
Published Date 2024/9/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001591
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はじめに
胆管結石症例において,結石の嵌頓は治療の難易度を左右する要因の一つである。結石嵌頓には乳頭部嵌頓,胆管内嵌頓,合流部結石,治療中に発生するバスケット嵌頓など多岐にわたり,それぞれに応じた適切な対応が求められる1)。本稿では,特集テーマである「胆管カニュレーション」に焦点をあて,乳頭部嵌頓症例における胆管カニュレーション手技を中心に,臨床的特徴,診断,手技のポイントなどを解説する。
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