特集 消化管の出血性疾患2005
止血術
8.止血鉗子による把持凝固法
竹内 学
1
,
小山 恒男
1
,
堀田 欣一
1
1佐久総合病院胃腸科
キーワード:
止血鉗子
,
内視鏡的止血術
,
出血性胃潰瘍
,
高周波発生装置
Keyword:
止血鉗子
,
内視鏡的止血術
,
出血性胃潰瘍
,
高周波発生装置
pp.700-701
発行日 2005年4月25日
Published Date 2005/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403100099
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
はじめに
endoscopic submucosal dissection(ESD)の普及を妨げていた最大の原因は,術中出血であった.しかし,近年高周波止血鉗子を用いた止血法が確立され,安全かつ確実なESDが急速に普及しつつある.最近ではこの高周波止血鉗子を出血性胃潰瘍に対しても使用しているため1),本稿ではその使用法と特徴を述べる.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.