特集 子どものための食の安全
食品中の危害要因による問題とその対応 予防と治療 放射性物質による食品汚染
坪倉 正治
1
1福島県立医科大学 医学部公衆衛生学講座
キーワード:
健康調査
,
放射性食品汚染
,
放射性水質汚染
,
放射線量
,
魚介
,
小児の健康
,
食事性曝露
,
福島原発事故
,
内部被曝
Keyword:
Water Pollution, Radioactive
,
Health Surveys
,
Child Health
,
Food Contamination, Radioactive
,
Radiation Dosage
,
Seafood
,
Dietary Exposure
,
Fukushima Nuclear Accident
pp.1274-1277
発行日 2019年9月1日
Published Date 2019/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019354713
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<Key Points>(1)放射性核種によって行うべき対策は異なる。(2)福島原発事故後、長期的に対策が必要なのはセシウム134とセシウム137である。(3)食材の汚染の程度はその種類によって異なる。(4)福島原発事故後の住民の内部被ばくは少なく、基準値をこえないものがほとんどである。(5)長期的な情報提供とコミュニケーションが重要である。
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