特集 災害時の小児医療~災害の経験を今後に活かす~
原発事故と広域避難、その後 東日本大震災と福島県郡山市の子どもたち 震災の教訓を無駄にしない社会を
菊池 信太郎
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1仁寿会菊池医院
キーワード:
災害対策
,
ライフスタイル
,
体力
,
肥満
,
運動能力
,
小児の健康
,
東日本大震災
,
福島原発事故
,
身体能力
,
郡山市
Keyword:
Disaster Planning
,
Obesity
,
Life Style
,
Child Health
,
Physical Fitness
,
Physical Functional Performance
,
Fukushima Nuclear Accident
,
Athletic Performance
pp.357-362
発行日 2021年3月1日
Published Date 2021/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021146124
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●未曾有といわれた東日本大震災から10年が経過しようとしている。この間日本各地では大小の災害が相次ぎ、甚大な被害をもたらした。●災害が生じると災害弱者といわれる老人や子どもは大きな影響を受ける。災害による環境変化によって子どもがどのように変化していくのか継続的に観察する必要がある。●福島は自然災害に加え放射線汚染という前例のない複合災害に見舞われ、多様かつ複雑な影響を受けた。だがこの間に見えてきた課題や、課題解決のために取り組んだ経験や成果は、次に起こり得る災害の備えとなる。●Withコロナは、福島ではwith放射線に次ぐ2回目のNew normalであり、大きなヒントを与えている。
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