下部消化管:炎症からの発癌
炎症発癌の診断 内視鏡診断 超拡大観察
工藤 進英
1
,
小形 典之
,
大塚 和朗
,
若村 邦彦
,
林 靖子
,
森 悠一
,
三澤 将史
,
工藤 豊樹
,
林 武雅
,
宮地 英行
1昭和大学横浜市北部病院 消化器センター
キーワード:
Methylrosanilinium Chloride
,
Indigo Carmine
,
大腸内視鏡法
,
大腸炎-潰瘍性
,
大腸腫瘍
,
発癌
,
狭帯域光観察
,
色素内視鏡法
Keyword:
Colonoscopy
,
Colitis, Ulcerative
,
Indigo Carmine
,
Gentian Violet
,
Colorectal Neoplasms
,
Narrow Band Imaging
,
Carcinogenesis
pp.373-380
発行日 2015年7月20日
Published Date 2015/7/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2015374058
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潰瘍性大腸炎(UC)の長期経過例にdysplasia やcolitic cancerが高率に合併することはよく知られている.背景粘膜に炎症を伴うため,早期の内視鏡診断は容易ではない.近年,超拡大内視鏡(EC)による生体内での細胞レベルの観察が可能となり,UC関連腫瘍のEC観察を経験している.今後,症例を重ねることで,EC診断の精度が上がり,UC関連腫瘍の診断に寄与すると考える.
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