抗血栓薬と消化器内視鏡の新しいガイドライン-正しい理解・適切な運用のために
Overview 新ガイドライン作成の経緯
藤本 一眞
1
1佐賀大学 医学部内科学
キーワード:
抗血栓剤
,
消化器系内視鏡法
,
診療ガイドライン
,
休薬
Keyword:
Fibrinolytic Agents
,
Endoscopy, Digestive System
,
Practice Guidelines as Topic
pp.7-11
発行日 2013年12月20日
Published Date 2013/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2014087307
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日本消化器内視鏡学会は,抗血栓薬服用による消化管出血のリスクと,抗血栓薬の休薬による血栓塞栓症の誘発への配慮を反映するガイドラインを作成する目的で,作成委員と評価委員を理事会で正式決定した.本学会と他の五つの学会に合同での作成の承認を受けた.1983?2011年までの文献を検索したが,エビデンスレベルの高い論文がほとんどなくDelphi法により合意度(コンセンサス)を確認した.コンセンサス会議をガイドライン委員会の担当理事と委員長,作成委員,評価委員の15名で行い,最終ステートメントのすべての評価は全委員の投票によるDelphi法にて7以上(合意)となった.
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