消化器内視鏡診療における適切な鎮静法-新ガイドラインの正しい理解・運用のために
「新ガイドライン」を理解するために 作成の経緯と今後の課題
春間 賢
1
,
鎌田 智有
,
塩谷 昭子
1川崎医科大学 消化管内科
キーワード:
消化器系内視鏡法
,
EBM
,
情報の蓄積と検索
,
診療ガイドライン
Keyword:
Information Storage and Retrieval
,
Endoscopy, Digestive System
,
Practice Guidelines as Topic
,
Evidence-Based Medicine
pp.519-523
発行日 2015年4月20日
Published Date 2015/4/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2015211339
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「内視鏡診療における鎮静に関するガイドライン」は,消化器内視鏡検査に従事するすべての医師に対して,現時点における適切な鎮静法の提示と,鎮静にあたって臨床上の問題点に適切に対応できるように作成されている.本ガイドラインは,日本消化器内視鏡学会のガイドライン作成委員会のメンバーと,麻酔科専門医の立場から尾崎眞先生,科学的根拠に基づくガイドラインの確認のために吉田雅博先生を加え,2013年12月に日本消化器内視鏡学会雑誌に発表された.CQは12,ステートメントは14で構成されており,Delphi法による投票を行い,エビデンスレベルとMindsの推奨グレードで評価を行っている.
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