TOPICS 文献紹介〈炎症関連*〉
クローン病診断に有用なカプセル内視鏡所見に関する検討─本邦多施設症例対照研究〔Review from ─ J Gastroenterol 2019;54:249-260〕
江﨑 幹宏
1
,
松本 主之
2
,
大宮 直木
3
,
鷲尾 恵万
1
,
森下 寿文
1
,
坂本 圭
1
,
安倍 弘生
4
,
山本 章二朗
4
,
金城 徹
5
,
冨樫 一智
6
,
渡辺 憲治
7
,
平井 郁仁
8
,
中村 正直
9
,
能田 貞治
10
,
芦塚 伸也
11
,
大森 鉄平
12
,
河内 修司
13
,
梁井 俊一
2
,
冬野 雄太
1
,
平野 敦士
1
,
梅野 淳嗣
1
,
北園 孝成
1
,
金城 福則
14
,
渡辺 守
15
,
松井 敏幸
8
,
鈴木 康夫
16
1九州大学病態機能内科
2岩手医科大学内科学講座消化器内科消化管分野
3藤田医科大学消化器内科
4宮崎大学医学部内科学講座消化器血液分野
5琉球大学医学部附属病院光学医療診療部
6福島県立医科大学会津医療センター小腸大腸肛門科
7兵庫医科大学腸管病態解析学
8福岡大学筑紫病院炎症性腸疾患センター
9名古屋大学大学院医学系研究科病態内科学講座消化器内科学
10大阪医科大学第二内科
11宮崎大学医学部内科学講座循環体液制御学分野
12東京女子医科大学消化器内科
13松山赤十字病院胃腸センター
14浦添総合病院消化器内科
15東京医科歯科大学消化器内科
16東邦大学医療センター佐倉病院内科学講座消化器内科学分野
キーワード:
カプセル内視鏡
,
クローン病
,
小腸
,
縦走配列
,
輪状配列
Keyword:
カプセル内視鏡
,
クローン病
,
小腸
,
縦走配列
,
輪状配列
pp.157-159
発行日 2020年6月20日
Published Date 2020/6/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000466
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クローン病(Crohn’s disease;CD)では70 ~80%の症例に小腸病変が出現するため,小腸病変の適切な評価は重要である.小腸カプセル内視鏡(small bowel capsule endoscopy;SBCE)は,CD 疑診例における小腸病変評価,CD 確診例における粘膜治癒や術後再発評価に有用とされてきたが,本邦ではカプセルの腸管内滞留に対する懸念から禁忌とされてきた.
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