TOPICS 文献紹介〈炎症関連*〉
潰瘍性大腸炎における体外式腹部超音波検査の有用性の検討〔Review from ─ J Gastroenterol 2019;54:521-529〕
木下 賢治
1
,
桂田 武彦
1
,
西田 睦
2
,
表原 里実
2
,
坂本 直哉
1
1北海道大学大学院医学研究院消化器内科
2北海道大学病院検査・輸血部/超音波センター
キーワード:
潰瘍性大腸炎
,
体外式腹部超音波検査
Keyword:
潰瘍性大腸炎
,
体外式腹部超音波検査
pp.160-162
発行日 2020年6月20日
Published Date 2020/6/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000467
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近年,潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis;UC)に対する体外式腹部超音波検査(transabdominal ultrasonography;US)の有用性が報告されているが,その評価法は定まっておらず,検者依存性があることも指摘されている.今回われわれは,UC に対するUS の評価項目を確立させること,またUS の系統的走査法や評価法を統一することにより,一部の検者だけでなく,多数の検者でもUS がUC の評価に有用であることを検討するため,大腸内視鏡(colonoscopy;CS)とUS を比較した多施設前向き共同研究を行った.
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