特集 炎症性腸疾患の粘膜治癒を考える
Ⅱ.各論 (1)潰瘍性大腸炎の画像診断modality e.カプセル内視鏡
細江 直樹
1
,
堀江 知史
2
,
宮永 亮一
2
,
木村 佳代子
1
,
水野 慎大
2
,
高林 馨
1
,
長沼 誠
2
,
緒方 晴彦
1
,
金井 隆典
2
1慶應義塾大学医学部内視鏡センター
2慶應義塾大学医学部消化器内科
キーワード:
大腸カプセル内視鏡
,
カプセル内視鏡
,
炎症性腸疾患
,
潰瘍性大腸炎
,
粘膜治癒
Keyword:
大腸カプセル内視鏡
,
カプセル内視鏡
,
炎症性腸疾患
,
潰瘍性大腸炎
,
粘膜治癒
pp.342-345
発行日 2018年7月20日
Published Date 2018/7/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000217
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潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis;UC)に対して大腸カプセル内視鏡(coloncapsule endoscopy;CCE)は,病変の性状や程度,罹患範囲などを確認するモニタリングツールとして使用する.最近,大腸ポリープに対するCCE 前処置で本邦に古くからあるヒマシ油を使用した前処置法の有用性が報告されているが,UC に対する高濃度polyethylene glycol とヒマシ油を用いた前処置法の簡便さと,高い全大腸観察率が報告されている.
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