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特集 大腸の炎症を内視鏡で診る
[潰瘍性大腸炎の内視鏡診療]
【Topics】大腸カプセルによる内視鏡診断
Diagnosis using colon capsule endoscopy
細江 直樹
1
Naoki Hosoe
1
1慶應義塾大学予防医療センター
キーワード:
大腸カプセル内視鏡
,
下部消化管内視鏡
,
潰瘍性大腸炎
Keyword:
大腸カプセル内視鏡
,
下部消化管内視鏡
,
潰瘍性大腸炎
pp.1520-1522
発行日 2024年11月25日
Published Date 2024/11/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001740
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はじめに
大腸の炎症を内視鏡で診る場合,大腸内視鏡検査(colonoscopy:CS)が標準的であるが,非侵襲的に観察する方法として大腸カプセル内視鏡(colon capsule endoscopy:CCE)が考えられる。小腸カプセル内視鏡は2000年に,CCEは2006年に表され,本邦においても,2014年よりCCEは保険適用となっている。CCEによる炎症評価の報告は,潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis:UC)に対するものが多く,2012年頃からその有用性が報告されつつある。本稿では,UCの炎症評価,粘膜治癒評価におけるCCEの現況について概説する。
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