炎症性腸疾患診療のupdate
Ⅷ トピックス ①大腸カプセル内視鏡
細江 直樹
1
,
宮永 亮一
2
,
高林 馨
1
,
長沼 誠
2
,
緒方 晴彦
1
,
金井 隆典
2
1慶應義塾大学医学部内視鏡センター
2慶應義塾大学医学部消化器内科
キーワード:
大腸内視鏡
,
colonoscopy
,
大腸カプセル内視鏡
,
colon capsule endoscopy
,
潰瘍性大腸炎
,
ulcerative colitis
Keyword:
大腸内視鏡
,
colonoscopy
,
大腸カプセル内視鏡
,
colon capsule endoscopy
,
潰瘍性大腸炎
,
ulcerative colitis
pp.946-948
発行日 2019年5月25日
Published Date 2019/5/25
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000000832
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カプセル内視鏡(capsule endoscopy;CE)は,2000 年に小腸カプセル内視鏡(smallbowel CE;SBCE)が発表され,非侵襲的に腸粘膜の観察が可能であることから本邦はもちろん広く世界中で使用されている.一方,大腸カプセル内視鏡(colon CE;CCE)は,2006 年に初めて報告され,現在では第2 世代のCCE (PillCamTM Colon2,メドトロニック社)が開発され,欧米における多施設共同研究において,大腸癌,大腸ポリープスクリーニングにおける有効性が示されている. 本稿ではIBD (inflammatory bowel disease)におけるCCE 検査について紹介する.
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