カプセル内視鏡の現況と最新動向
大腸カプセル内視鏡 潰瘍性大腸炎の診断
細江 直樹
1
,
宮永 亮一
,
碓井 真吾
,
小林 拓
,
松岡 克善
,
中野 雅
,
長沼 誠
,
日比 紀文
,
緒方 晴彦
,
金井 隆典
1慶応義塾大学 医学部内視鏡センター
キーワード:
機器のデザイン
,
大腸内視鏡法
,
大腸炎-潰瘍性
,
カプセル内視鏡法
,
カプセル内視鏡
,
腸洗浄
,
Golytely
Keyword:
Colonoscopy
,
Colitis, Ulcerative
,
Equipment Design
,
Capsule Endoscopy
,
Capsule Endoscopes
,
Golytely
pp.1665-1668
発行日 2015年11月20日
Published Date 2015/11/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2016118522
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潰瘍性大腸炎患者に対する大腸カプセル内視鏡検査は,大腸粘膜の炎症の程度,範囲を把握する目的のみで使用すべきである.また,潰瘍性大腸炎患者に対する大腸カプセル内視鏡検査は,従来報告されていた大腸カプセル内視鏡の前処置法と比較し,内服量減量が可能である.大腸カプセル内視鏡所見から判定したMattsの内視鏡スコアと通常大腸内視鏡から判定したMattsの内視鏡スコアは高い相関を示し,大腸カプセル内視鏡によって,大腸の炎症の程度を判定できることが示唆された.
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