特集 上部消化管内視鏡を見直す ―基本から応用まで
8.胃腫瘍性病変の質的診断
三角 宜嗣
1
,
野中 康一
1
1東京女子医科大学消化器内視鏡科
キーワード:
胃腫瘍
,
質的診断
,
拡大内視鏡
,
画像強調内視鏡
,
超音波内視鏡
Keyword:
胃腫瘍
,
質的診断
,
拡大内視鏡
,
画像強調内視鏡
,
超音波内視鏡
pp.57-64
発行日 2024年12月20日
Published Date 2024/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000003320
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
胃腫瘍の質的診断において腫瘍それぞれの典型像を十分に理解しておくことが重要である.典型像を想起したうえで通常光観察によるおおよその診断をし,IEEや拡大内視鏡などを併用した精査をすることで精度の高い質的診断に繫げる.拡大観察ではMESDA-Gを十分に理解することが重要であるが,WOSなど,その他特徴的な所見も診断の一助となる場合がある.またEUS像が特徴的な腫瘍の存在も知っておく必要がある.
Copyright © 2024, Nihon Medical Centers, Inc. All rights reserved.