特集 上部消化管内視鏡を見直す ―基本から応用まで
7.胃腫瘍性病変の拾い上げ診断—非拡大観察について
濱本 英剛
1
,
都甲 大地
1
,
鈴木 隆太
1
,
名和田 義高
1
,
五十嵐 公洋
1
,
松田 知己
1
1仙台厚生病院消化器内科
キーワード:
胃癌
,
内視鏡診断
,
NBI
,
TXI
,
LCI
Keyword:
胃癌
,
内視鏡診断
,
NBI
,
TXI
,
LCI
pp.50-56
発行日 2024年12月20日
Published Date 2024/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000003319
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上部消化管内視鏡検査の観察のコツと最新技術について述べる.スクリーニングとサーベイランスの違いを明確にし,検査対象のH. pylori感染状態に応じた所見の拾い上げと観察すべきポイントを押さえて検査に臨むことが重要である.検査時間と被検者の苦痛に配慮しながら,見落としやすい部位に注意し,効率的な検査を心がけることが望ましい.最新の画像強調内視鏡技術(IEE)であるNBI/BLI,TXI,LCIは胃癌の早期発見や視認性向上に寄与することが期待されている.
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