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Clinical Gastroenterology Volume 36, Issue 4 （March 2021）

臨牀消化器内科 36巻4号（2021年3月発行）

特集消化器診療と感染対策―COVID-19を中心に

2．感染性消化器疾患診療における感染対策（5）プリオン病における感染対策―消化器内視鏡診療の立場から横井千寿 ¹ , 杦木優子 ² , 大曲貴夫 ³ , 新井憲俊 ⁴ , 秋山純一 ¹ , 原徹男 ⁵ ¹国立国際医療研究センター病院消化器内科 ²国立国際医療研究センター病院院内感染管理室 ³国立国際医療研究センター病院国際感染症センター ⁴国立国際医療研究センター病院脳神経内科 ⁵国立国際医療研究センター病院脳神経外科キーワード：プリオン病 , プリオン病感染予防ガイドライン , クロイツフェルト・ヤコブ病（CJD） Keyword: プリオン病 , プリオン病感染予防ガイドライン , クロイツフェルト・ヤコブ病（CJD） pp.444-448

発行日 2021年3月20日 Published Date 2021/3/20

DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000001736

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参考文献

プリオン病は，種の壁を越えて伝達しうる人畜共通感染症である．通常の社会的接触を介して感染することはなく，プリオン汚染の可能性がある器材を扱うときも標準予防策以外の対策は不要だが，発症すれば治療法がなく致死的であることから，感染対策はきわめて重要である．「プリオン病感染予防ガイドライン」2020年版を基盤に，その概要と対策を述べる．