特集 薬物療法がひらく新しい肝細胞癌の治療strategy
1 .肝細胞癌に対する薬物療法(5)画像による治療効果判定の現状と課題
小川 力
1,2
,
工藤 正俊
2
1高松赤十字病院消化器内科
2近畿大学医学部消化器内科
キーワード:
肝細胞癌
,
治療効果判定
,
RECIST
,
mRECIST
,
RECICL
Keyword:
肝細胞癌
,
治療効果判定
,
RECIST
,
mRECIST
,
RECICL
pp.813-820
発行日 2020年7月20日
Published Date 2020/7/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000001227
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一般に固形癌の治療効果判定にはRECIST が用いられているが,肝細胞癌の治療効果判定では腫瘍濃染の低下,消失が重要であり,mRECISTやRECICL も有用とされる.また最近では腫瘍径に加えCT 値の変化を考慮したChoi 基準や免疫チェックポイント阻害薬で用いられるiRECIST などがあり,それぞれの特徴も理解する必要もある.
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