炎症性腸疾患診療のupdate
Ⅴ 炎症性腸疾患の内科治療 ⑬血球成分除去療法
山本 隆行
1
,
下山 貴寛
1
,
梅枝 覚
1
1四日市羽津医療センターIBD センター
キーワード:
炎症性腸疾患
,
潰瘍性大腸炎
,
血球成分除去療法
,
顆粒球単球除去療法
,
白血球除去療法
Keyword:
炎症性腸疾患
,
潰瘍性大腸炎
,
血球成分除去療法
,
顆粒球単球除去療法
,
白血球除去療法
pp.863-868
発行日 2019年5月25日
Published Date 2019/5/25
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000000817
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血球成分除去療法(cytapheresis;CAP)は,体外循環回路を用いて活性化された白血球を除去することで腸管炎症を鎮静化する,従来の薬剤療法とはコンセプトが異なる治療法である.本稿では,CAP のコンセプトを述べた後に, 炎症性腸疾患(inflammatorybowel disease;IBD)における本治療法の有用性と今後の課題について,エビデンスと経験を基に考察したい.
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