特集 小児の炎症性腸疾患
炎症性腸疾患の治療 血球成分除去療法
高橋 美智子
1
1JA北海道厚生連札幌厚生病院 小児科
キーワード:
アナフィラキシー
,
炎症性腸疾患
,
頭痛
,
白血球分離
,
過敏症-薬物
,
治療成績
,
Nafamostat
Keyword:
Drug Hypersensitivity
,
Headache
,
Inflammatory Bowel Diseases
,
Treatment Outcome
,
Leukapheresis
,
Anaphylaxis
,
Nafamostat
pp.1255-1259
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020401124
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Key Points>(1)血球成分除去療法は、活性化した白血球を体外循環によって除去する非薬物療法である。(2)作用機序は、活性化白血球の選択的除去と、カラム通過後の白血球の機能変化による。(3)ステロイド薬投与を控えたい場合や、ほかの治療での不耐例や効果不十分例などに対して、IBD治療の選択肢として活用できる。
Copyright© 2020 tokyo-igakusha.co.jp. All rights reserved.