特集 世間の荒波にもまれるCKD-MBD 治療
2.CKD-MBDの治療(2)PTH低下薬-calcimimetics を中心に
本田 浩一
1
1昭和大学医学部内科学講座腎臓内科学部門
キーワード:
カルシウム受容体作動薬
,
ビタミンD受容体作動薬
,
P 吸着薬
Keyword:
カルシウム受容体作動薬
,
ビタミンD受容体作動薬
,
P 吸着薬
pp.347-355
発行日 2020年4月10日
Published Date 2020/4/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001227
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
慢性腎臓病(CKD)はカルシウム・リン代謝異常を合併し,二次性副甲状腺機能亢進症(SHPT)や異所性石灰化などの骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)を発症する.副甲状腺ホルモン(PTH)はCKD-MBD の重要な因子であり,適切な管理が求められる.本稿ではガイドラインから見たターゲットPTH の考え方とPTH の上限と下限に言及し,PTH 低下薬,とくにcalcimimetics についてその効果を解説する.
Copyright © 2020, Nihon Medical Center, Inc. All rights reserved.