特集 透析食の調理者と透析患者
2.全国各地の透析患者の食事事情(8) 認知症があり在宅を希望している患者(ケアマネジャーとの連携)
黒住 順子
1
1重井医学研究所附属病院栄養管理部・管理栄養士
キーワード:
認知症
,
在宅
,
ケアマネジャー
,
介護サービス
Keyword:
認知症
,
在宅
,
ケアマネジャー
,
介護サービス
pp.1345-1351
発行日 2018年10月10日
Published Date 2018/10/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000689
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認知症は高齢になるほど発症する危険が高まり,透析患者においても認知症を合併する患者が増えている.認知症が進行すると通院が困難になり,日常生活や生命予後にも影響することが考えられる.しかし,認知症がある透析患者が在宅を希望することも少なくない.認知症の人が住み慣れた地域(在宅)で生活を続けていくためには,なんらかの生活支援が必要となる.しかし,管理栄養士だけで十分な情報を得て,解決することは難しい.そこで,ケアマネジャーなど地域で活躍する関係スタッフと連携し,在宅での生活を継続できるよう介護サービスを利用し,患者や家族の負担軽減に努め,支援することが必要である.
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