症例による透析患者の画像診断
胸痛精査目的の心エコーで治療ターゲットを決定したADPKD の肝囊胞感染例
安藤 忠助
1,2
,
高橋 剛
1
,
渡辺 大
3
,
菅 朋子
3
,
澁谷 忠正
1
,
平田 裕二
3
,
亀川 隆久
3
,
三股 浩光
1
1大分大学医学部腎泌尿器外科学
2Department of Surgery, University of California, San Francisco(UCSF)
3南海医療センター血液浄化センター
キーワード:
ADPKD
,
囊胞感染
Keyword:
ADPKD
,
囊胞感染
pp.1047-1050
発行日 2018年7月10日
Published Date 2018/7/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000614
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囊胞感染に対するドレナージ術は治療的かつ診断的に重要なアプローチの一つである.その際,明確なターゲット囊胞の局在診断が大前提である.しかしautosomal dominantpolycystic kidney disease(以下,ADPKD)患者は多臓器に多数の囊胞が存在し,ターゲット囊胞の同定に苦慮することがある.CT では同定できなかったが,別目的に行った心エコーで治療ターゲットが決定したADPKD の肝囊胞感染例の画像を中心に紹介する.
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