特集 CQ&図解で学ぶ 生殖医療の基礎講座
Ⅲ 外科的治療介入のポイント
CQ 14 卵管閉塞に対する卵管鏡下卵管形成術の実際は? ARTとどちらがよい?
福田 愛作
1
1IVF大阪クリニック院長
pp.1240-1248
発行日 2025年11月30日
Published Date 2025/11/30
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003611
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A
▶自然排卵を希望する患者には卵管鏡下卵管形成術(FT)は外来手術として可能な保険適用の有用な治療法である。
▶女性年齢が35歳以上であればFTかARTが第一選択であり妊娠までの期間と確率から考えるとARTを優先するのが賢明である。
▶卵管閉塞がありART保険適用に該当しない場合はFTに加え人工授精を実施するのが現時点では保険適用のある最善の方法である。

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