今月の臨床 産婦人科良性疾患に対する内視鏡手術の現在―新しいエビデンスとトレンド
不妊
卵管鏡下卵管形成術のいま
田島 博人
1,2
1新百合ヶ丘総合病院産婦人科
2新百合ヶ丘総合病院産婦人科リプロダクションセンター
pp.991-995
発行日 2023年10月10日
Published Date 2023/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409211073
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●卵管性不妊に対して,体外受精に代わる治療の選択肢として卵管鏡下卵管形成術がある.
●ある程度の時間的余裕がある若年患者にとっては第一選択の治療に位置づけられ,術後半年程度での自然妊娠が期待できる.
●卵管遠位病変疑いや内膜症合併,30代後半以降などでは,ART導入のタイミングを逃さないようにする.
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