特集 CQ&図解で学ぶ 生殖医療の基礎講座
Ⅲ 外科的治療介入のポイント
CQ 13 子宮内膜ポリープ切除術の適応は? 小さなものでも取ったほうがよいのか?
齊藤 寿一郎
1
1順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センター婦人科
pp.1232-1238
発行日 2025年11月30日
Published Date 2025/11/30
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003609
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A
▶経腟超音波検査で子宮内膜ポリープと診断可能な症例は,子宮腔を占拠するため切除する。
▶数mm程度の単発の子宮内膜ポリープは経過観察を選択できる。
▶長期の不妊症例,反復流産症例はサイズや単発,多発にかかわらず切除する。
▶多発症例はサイズにかかわらず切除する。
▶上記の手術対象症例は症状の有無にかかわらず切除する。
▶挙児希望の子宮内膜ポリープ患者で検討すべきことを示す(表1)。

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