増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系
第4章 生殖補助医療時代の一般不妊診療―検査や治療の意義と限界
卵管疎通性検査と治療
子宮鏡下選択的通水と卵管鏡下卵管形成術―どのような場合にARTに切り替えるか
田島 博人
1,2
1新百合ヶ丘総合病院産婦人科
2新百合ヶ丘総合病院産婦人科リプロダクションセンター
pp.202-205
発行日 2022年4月20日
Published Date 2022/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210671
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▶子宮鏡下選択的通水で卵管通過性が確認できれば,半年を目途に自然・子宮内精子注入法(IUI)妊娠を期待する.
▶卵管鏡下卵管形成術後も同様に,半年を目途にARTへのステップアップを行う.
▶卵管遠位病変疑いや内膜症合併,30代後半以降などでは,ART導入のタイミングを逃さないようにする.
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